経営の役に立つ専門家

会社経営・事業運営は困難の連続です。

そういうとき、社外の専門家の助けを借りることがあります。

専門家の中には全く役に立たない『先生』も沢山います。

本当に役に立つ専門家はどんな人でしょう?

【1位タイは損害保険の代理店さん】

役に立つ専門家1位は同点で二つあります。

弁護士と損害保険の代理店です。

代理店を専門家と言うと、違和感を持たれるかもしれませんが

本物の専門家です。

凄く役に立ってくれます。

ただし、代理店の実力の差は大きいです。

一つの業界を専門にしている代理店なんかは良い例だと思いますが、

例えば『建設業専門の損保代理店』というのがあります。

そういう代理店は建設業界の特徴、関連法規、

最新の事例をしっかり把握して、

補償に漏れが無いように保険を選び出してくれます。

専門性が低い代理店だと、

補償内容に穴があって

トラブル時に保険金が出ないということが、本当にあります。

さらにトラブルの種類に応じて、

専門の弁護士を探してくれたりもしますし、

定期的に最新のトラブル事例を教えてくれます。

保険を売るための営業トークであるとしても、

もの凄く役に立つことが多いです。

トラブルを予防することにも役立ちます。

弁護士さんと比較すると、トラブル前に役に立ってくれる感じですね。

ですから、何となく地元の業者を選ぶのは止めた方が良いと思います。

北陸とか東北の建設業者が、

東京八王子の代理店を通して保険に加入しているということが、実際にあります。

【注意しないといけない話】

保険代理店とは正反対に、

弁護士さんは向こうから話をしに来ることは、ほとんどありません。

こちらから相談に行かない限り無言です。

予防的な活動はしないのです。

他の専門家は、会社に話を持ってくることもよくあります。

よくあるのが補助金をもらいましょうという話です。

これが、実は危険だったりします。

コロナの関連の補助金で不正受給が多発しましたね。

会社の不正ですが、税理士や社会保険労務士が持ち掛けた不正もあることが明らかになっています。

『先生』の言うことだから大丈夫だろうと思っていると、酷い目にあうこともあるんですね。