外国の時代劇
【今回の本】
『シャーロック・ホームズの建築』北原尚彦
シャーロック・ホームズの冒険に登場する建物について考察するという、
北原尚彦さんの著書『シャーロック・ホームズの建築』が面白いです。
文書だけでなく、絵図がなかなか豊富に載っています。
設計図のような精密なものではありませんが、これはこれで味わい深くて好きです。
読んでいると、やっぱり映像作品を見たくなりまして、
グラナダTV版の『シャーロック・ホームズの冒険』を観ています。
面白いし、良い刺激になります。
イギリスの時代劇なんですよね。
だから19世紀のイギリスの雰囲気や、
ヴィクトリア朝のイギリス貴族の世界がよくわかります。
どこの国のものでも時代劇は面白いし、大事だと思いました。
グラナダTV版の『シャーロック・ホームズの冒険』は
1980年代から1990年代にかけて制作された作品ですが、
セットや建物が本当に素晴らしい。
今イギリスに行っても見ることが出来ないんじゃないか、
という建物・風景がバンバン出てきます。
貴重な映像と言えるレベルじゃないでしょうか?
最近の日本は時代劇の存在感が薄い気がしますが、
是非もっと制作してほしいと思います。
CGいっぱい使っても良いので!