D型ハウスのアーティスト村

北海道で

D型ハウスを使った

新しい建築の提案が成功した事例が

増えているそうです。

本州の雪の降る地域でも

D型ハウス、使いませんかという営業が盛んです。

たまに変わった提案をしてくる営業さんもいます。

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D型ハウスというのは

建物の上部が弧状の鉄骨建築のことです。

アルファベットのDの字を寝かせたような形の

建物で、かまぼこ型とも言われます。

この形状が、雪国に向いているらしく、

雪国では農業用の倉庫として使われています。

それが何と最近は、

居住用にも使う人がいるんだそうです。

大きな建物に住みたい人に

選ばれることが多いようで、

大きいサイズだとコストが

大幅に下がるらしいです。

逆に小さいサイズだと

コストのメリットは無いようですね。

坪単価が13万円と営業さんに言われましたが、

一般的な住宅の坪単価が

一番安くても30万円はしますから

安いことは安いんですね。

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このD型ハウスを田舎にバンバン建てて

若者向けの賃貸にしましょう!

という人がいます。

その人は田舎に

D型ハウスのアーティスト村を作ったら

儲かると考えているようなんです。

絵を描くことや服を作るといったことは

狭い部屋でも出来ますが、

広い部屋でないと出来ないことが

あったりするケースは多いでしょう。

ダンスとか演劇もそうかもしれません。

そういう広い空間、都会では少ないです。

あっても凄く高価です。

そこで、田舎に広い空間を作って

特に広い空間を必要としそうな

様々な分野の若いアーティストに

売り込むというアイデアのようです。

都会には絶対に存在しないものを

低価格で提供する。

というのが考えの中心にあるようで、

それを『田舎』『若者』という要素と

掛け合わせて組み上げた計画に見えます。

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D型ハウスのアーティスト村、

良いかもしれないと思うんですが、

『若者』に意識が向きすぎるのは

良くないんじゃないかとも思うんですよね。

若者の人数はどんどん減っていきます。

少ない人数に向けて商売を作っていく場合、

安く売っていくと

あっという間に行き詰まる気がします。

しかし、何が起きるか分からないのが現実ですから

D型ハウスの若者村が

全国各地に出来るかもしれません。

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