会社はウソを教えるかも
チャーハンと焼き飯の違いを知っていますか?
同じものだろ?
と思った人、それも正しいかもしれません。
私は若いころ飲食店で
チャーハン→必ず卵を使う。
焼き飯→絶対に卵は使わない。
という風に教えられました。
正しいのかどうか
今もわかりません。
みなさん仕事をしながら
様々なことを学ぶと思いますが
正しいのかどうか分からない、
または間違ったことを学んでしまうことが
ありますよね。
会社がウソを教えることがあるのです。
それがどれほど恐ろしい事か
考えてみましょう。
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【指示・命令に従っていたのに】
会社から指示・命令がきたら
その通りに行動しますよね。
それで上手くいくし、問題も起きなければ
どんどん指示・命令どおりに行動するように
なるでしょう。
ところが、実はその指示・命令が違法なものだった
ということがあります。
事故が起きて初めて、それを知るという悲劇が
よくあります。
最悪な事態です。
会社と社長だけでなく
命令に従っていた従業員さんも
責任を取らされます。
酷い事故だと従業員さんが
業務上過失致死傷に問われることもあります。
安全衛生違反、消防法違反といったことで
死亡事故を起こした場合などです。
これで問題無いから
これが正しいやり方だから
と言われていたことが
全てウソだったということがあるのです。
しかしこれは経営者だけが悪くて
従業員はみんな可哀そうな被害者だとは
言えません。
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【「会社」というもの】
違法なやり方で仕事をしていても
直ちに事故になるわけではありません。
すると経営者は、「より儲かる方法」で
仕事をさせようとします。
そして従業員は、「やりやすい方法」で
仕事をしようとします。
安全に関係する事柄は、軽視されがちで
経営者と従業員が一致して「会社」として
間違ったことをすることがあるんですね。
そういう状況で
間違いを指摘すると「会社」から嫌がられます。
それは経営者に嫌がられるだけでなく
一緒に働く同僚からも嫌がられたりするのです。
これも一つの会社の体質で
こういう体質の会社は
消費者にとっても危険な存在です。
製品事故につながるんですね。
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【逃げる準備を常にしましょう】
人間がやることに完璧はありませんから
どれほど凄い企業でも
不良品を間違って販売することはあるでしょう。
しかし、不良品であっても
問題企業の不良品は
恐ろしい品であることがあります。
法律で定められている安全検査を省略していた。
品質検査の結果を偽造した。
などということが過去にありましたよね?
それらは危ない経営者と従業員の集団、
「会社」が引き起こしたことです。
この行動は違法じゃないのか?
「会社」の命令にウソはないか?
ということを意識して
自分で勉強しないと
いつの間にか犯罪者になっているかもしれません。
本当に「会社」に使い捨てられることになります。
常に、逃げる準備はしていた方が良いでしょう。
勉強はその一つだと思います。
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