『不道徳ロック講座』神舘和典

日本だと生きていても再起不能になりそうな

問題行動をする、欧米のロック・スターたちの

エピソード集なんですが

日本社会の正義や道徳について

考えさせられます。

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違法行為をしたなら罰を受け、

償いをしなければなりません。

罰と償いは、法律で定められたようにすれば

十分なはずですが、

現実には社会的制裁というものがあります。

どこの国、どこの社会にも

あるものだと思いますが

問題視されるポイントと反応の違いは

とても興味深いものですよね。

欧米だと人種や性による差別は

もの凄い批判を巻き起こします。

社会生命を失うくらいの反撃を受けることも

当然と思われているようです。

そういう現実がある一方、

違法行為で逮捕されても

ほとんど批判されなかったりします。

なんだか

日本の芸能人の皆さんが

かわいそうに思えてきますよね。

違法行為はもちろんのこと

時には不倫をしただけで

仕事がキャンセルになったりしますからね。

罪と罰のバランスがとれていない気もしますし、

批判の言葉の怖さに震えます。

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