秘密の時間

埼玉の県議会だったみたいですが、

子供だけで留守番するのは虐待にあたるとする

子供の保護に関する条例案が

取り下げになりました。

激しい批判が起きたためです。

ヨーロッパの国の中には

同レベルの法律がある国もあるらしいですが、

日本の現実に合わないというのが

批判の中心でした。

あんまり話題になりませんでしたが、

子供の成長に関して気になる点があった話題です。

条例案のような保護環境だと

子供たちは成長のチャンスを

失うんじゃないかということです。

保護されている状態と言うのは、

場合によっては監視され続けている状態

にもなりえます。

監視され続けて秘密が何もない状態。

それは精神の自立に凄く有害なんじゃ

ないかと思うんです。

常に監視されて秘密が無い存在って

囚人か奴隷ですよ。

自分だけの秘密を持つことが

自由ということであり、

それが健全な成長なんじゃないかと思います。

それに

子供たちだけで秘密を共有することで

友情が深まったり

責任感が生まれたりすることがあると思うんです。

それは大人になる上で大事なことでしょう?

監視されない自由な時間は

子供たちだけでなく、大人にとっても重要です。

親としての責任がある。仕事の責任もある。

それでも、自分だけの自由な時間に

好きなことをする。

誰にも監視されない秘密の時間を持つことが

大人の条件であり、幸せなのかもしれません。

だから

ひとつくらい

好きなことしましょう。

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