社長はやっぱり大変だ
日本人なら誰でも知っていそうな大企業の
そこそこ偉い人が逮捕される事件が
目立っています。
会社は大損害でしょう。
改めて社長さんの苦労を
考えました。
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「ビジネスというものは
優秀な人を集めて、信じて任せれば
必ず上手くいく。
会社にとって人こそ宝だ。」
というようなことを
よく耳にしますが
いろんな会社の実例を知ると
素直に、そうですねと言えなくなります。
優秀な人って
良いことを上手にやってくれますが
悪いことも上手にできるんですよね。
だから優秀な人に働いてもらうのは
実は難しいんです。
横領や詐欺の被害にあわなくても、
元従業員に
お客をとられた、
ノウハウをとられた。
という話はよく聞きます。
そういう時
信じていたのに、酷い。
などと言ってしまう社長は
周りからバカにされます。
泣き言も、うかつに言えない。
それだけでも社長と言うのは
辛く、かわいそう存在ですが
仕事の管理能力が無い訳ですから
バカにされるのは当然です。
状況によっては資金を引き上げられたり
社長職を解任されたりすることもあります。
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そういう現実があるのに
最近の大企業での横領や詐欺事件の
内容には驚きます。
社長をはじめ、犯人の上司だった人たちは
何をやっていたんでしょう?
最終的に犯人を捕まえたにしても
被害を回復するのは容易ではないでしょう。
本当に無駄な損害、高すぎる授業料です。
こうして職場では監視が強化され
業務手順が複雑化して従業員は疲れ、
社長は人間不信と睡眠不足で
性格が悪くなっていくのでしょう。
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