愛から学べるもの

「あなたは私を愛してるんじゃなくて、

 私を一途に愛している自分を愛してるのよ。

 あなたは

 女にプレゼントを贈る自分が大好き。

 女のために仕事を休む自分が大好き。

 女のために何でもしてあげることが

 出来る自分が大好き。

 自己愛を女に対する愛だと勘違いしている

 心のねじ曲がった変態ナルシストなのよ、

 あなた。」

懸命に愛情を伝えようとした末に、

こんなことを言われて

関係を終わりにされてしまった男。

相手の女は酷い女かと言うと、

そうではないのです。

鋭い女です。

愛というものの、

真実の一つを見事に指摘していますよね。

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頑張っても愛されることがないこと。

努力に、何も価値が無い場合があること。

そういう厳しい現実を、

愛というものは教えてくれますね。

教育者がよく

「努力は裏切らない」

とか

「頑張れば目標は必ず達成できる」

というようなことを言いますが、

それが通用しないことが

世の中には沢山あることを

早く知った方が良いですよね。

諦めるということを学ぶのは大切です。

諦めることで、

別の良いものが見つかることもある。

それが愛ではなくても

生きていて良かったと思えるものを

見つける人っていますよ。

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たくさん愛されている人、

モテモテな人は、幸せなのか?

当然、幸せだろうと思って当人に聞くと

「うっとうしいだけよ」

と本当にウンザリした顔で言います。

「愛なんて、欲望を向けられてるだけ。

 欲望をぶつけられてるだけよ。

 他人の欲望のために生きていたくないわよ。」

そんなことを言う彼女が好きな1本は秘密で、

代わりにオーダーされる1杯は

キール・ロワイヤル。

1本1,000円のスパークリングでも

1本100万円オーバーのシャンパンでも

キール・ロワイヤルの材料にする彼女は

愛されることの苦悩を体現していると思います。

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撮影:Takayuki Uchiyama