ブラック企業の見分け方~組織の特徴その1~

人手不足なのに、消滅しないブラック企業。

人手不足が原因で、新たなブラック企業が

誕生している可能性もある現在、

そういう企業の犠牲にならないために

その特徴を考えてみましょう。

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ブラック企業。

いまだに明確な定義が無いそうですが、

ここでは「法律を守らず、人を傷つける企業」と

定義して話をしていきます。

ですから労働問題を起こしておらず、

給料が高い会社でも

ブラック企業として扱います。

そういう労働問題を起こしていないのに

働く人を傷つけるブラック企業とは

どんなものか?

一例は、偉い人しかいない会社です。

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偉い人しかいない会社。

働いている人が全員、取締役である

というような会社です。

一人法人のような会社を除くと

珍しいと言える存在ですが

実際にあります。

事業活動はしているけど

労働者は一人もいないことになりますから

労働問題は起こりえないのです。

そういう会社の取締役は悲惨ですよ。

月給50万円で過労死するほど

働かされたりします。

田舎の会社が30歳前後の

有資格者を探している場合に

よくある求人です。

ですから

転職などで役員として来て欲しい

などと言われた場合は

第一に従業員数の確認。

そして従業員の内訳、

正社員、パート・アルバイトの人数の確認は

必須です。

正社員が極端に少ない企業は要注意だと思います。

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田舎の中小企業の取締役って

本当に悲惨な例がいくつもあります。

給料が月額39万円とか46万円の固定で

週休一日などと言うことが珍しくありません。

宅建士とか土木施工管理技士などの

会社にとって絶対に必要な有資格者の人が

そういう取締役になっていることが多いです。

なんでそんな悪い条件で取締役として

働いているのか?と思うでしょう?

他に選択肢が無いんですよね。

そういう会社の取締役は

最初は高い給料で就任するんです。

最初は田舎だけど

年収1000万円だったりします。

ところが、業績や失敗などを理由に

給料を下げられ、嫌なら会社を辞めてください

というような態度をとられます。

その時、辞めて転職できるか?

ムリなんですよね。

田舎は狭くて転職先が無いし、

都会に出ていける生活状況に

なかったりするんです。

お金をかけ過ぎた自宅とその住宅ローンで

身動きが取れない田舎の会社役員は多いです。

一回その状態になると、会社の業績が上がり

自分も個人として成果を上げても

社長は給料上げでくれなかったりします。

そうなると会社にしがみつきつつ、

なるべく働かないという会社役員が

生まれてしまうんですね。

いわゆる、働かないオジサンの一例です。

会社が人を腐らせ、人が職場を腐らせるのです。

ブラック企業と働かないオジサンの問題は

実はリンクしています。

若い人は避けるべきでしょうね。

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