なんで故郷が嫌いなの?

年末です。

故郷に帰るのが楽しみな人も

いると思いますが、

故郷が大嫌いな人もいるんですよね。

だから帰らない人もいるし

嫌々帰る人もいます。

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なんで故郷が嫌いなのか?

聞いてみると

人それぞれ多種多様に理由が

あります。

一番強烈だったのが

「お前、この土地で生きていけると思うなよ。」

と言われたからだ、という人の話です。

なんでも、故郷で商売を始めたところ

地元に謎の掟がいろいろあって

付き合い切れなかったらしいんですよね。

今、問題になっている政治家のパーティー券の

付き合いなんかもあったそうです。

そういう付き合いから逃げながら

自分の商売に集中していたら

あいつは地元を大事にしない

自分勝手な人間ということにされてしまって

「お前、この土地で生きていけると思うなよ。」

という決定打がきてしまい

ついに故郷を出ることになったそうです。

そういう経験のある人の話ですから

割り引いて聞かないといけませんが、

その人が言うには、

「地元を大事になんて言っている人たちは

 地元の人間関係の中で食べているだけで

 本当に地元のためになることなんか

 考えていない。

 大事なのは自分たちの利益と生活だけ。

 現状が少しでも変わったら

 自分たちが食べていけなくなるという

 不思議な恐怖心を強く持っている人たちで、

 新しいことを嫌う。

 そういう土地で

 若くても地元に馴染んじゃう人は

 現状維持を好む流れに飲まれて

 年寄りと同じになる。

 地元の土地にしがみついて

 自分たちの財産を守ることだけ必死でやる。

 そういう人たちの代表が

 国会議員とか市会議員とか

 政治家になって

 その人たちのためだけに働く。

 政治は地元の有力者のための

 ものになっている。

 そんな地域に希望なんて無いでしょう?」

こういう話を聞くと

そりゃ人が出て行くし

衰退するよなと思いますよね。

「お前、この土地で生きていけると思うなよ。」

と言われたら

生まれ故郷でも嫌いになりますよ。

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移住政策とか企業誘致なども

かなり昔から実施されていますけど、

そういうことよりも

地元にいる人、

地元で生まれ育った人を

本当に大切にするように

しないとなんじゃないでしょうか?

『地元の有力者』の好みと都合と

利益を無視できる地域かどうか?

それが今後のその地域の発展の可能性を

見るときの重要なポイントになるでしょう。

そういう視点で見ると

『地元の有力者』が一人もいないくらい

衰退した地域は、逆に大発展するかもしれません。

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