田舎暮らしの現実
フキノトウ、100グラムで300円。
とある地方の農作物直売所での販売価格です。
都会のスーパーなどだと1000円近いことも
ありますから、激安と言えるでしょう。
しかし、地方で安いと言えるのは
こういう季節の食べ物と不動産だけです。
お金が無い状態で地方に行くと
大変な場合が少なくありません。
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●都会よりも高い地方のスーパー
東京は給料が日本一だけど、
生きていくのに絶対必要な
食費と家賃と水道光熱費の合計も日本一だから
実は自由に使えるお金が残りにくい
と言われますよね。
しかし、地方で生活しても自由に使えるお金は
少なかったりします。
地方の仕事の給料が低いこともありますが、
東京並みの給料の仕事を
テレワークでしている人でも
自由に使えるお金は
たいして増えないことが少なくないです。
地方は家賃は安くとも
食費と水道光熱費は安い訳ではありません。
野菜などは安いイメージがありますが、
東京の浅草のスーパーで
1本158円で売っていた大根が
同じ日に山形市のスーパーでは198円だった
などということがあります。
ヨーグルト、オリーブオイル、チョコレートなどは
東京のスーパーの方が1年を通して
安かったりします。
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●生活に必ず車が必要
食費だけでなく水道光熱費も
都会よりも圧倒的に安いということはありません。
水道料金は地方の方が
都会より高い場合もありえます。
たった一つ、住居費だけは賃貸でも購入でも
ほぼ確実に安くなりますが、都会と違って
生活に車が必要になるため、
結局、生活費が東京並みになる人も
少なくありません。
車のコスト高いですよ。
車そのものも高いですし、
ガソリン、エンジンオイルといった
消耗品から
保険料と税金、そして車検費用。
雪の降る寒い地域だと
冬用タイヤも必要です。
田舎に引っ越すつもりなら
事前に車のコストもしっかり考えておかないと
大変なことになります。
田舎に引っ越してお金を貯めたい。
あるいはお金が無いから都会から
田舎に来たという人は、
とにかく車のコストを下げないと
あっという間に生活が破綻するかもしれません。
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●車なしでの地方暮らし
凄く珍しい例だと思いますが
車を持たずに田舎で暮らしている人もいます。
仕事も買い物もネットを活用すると
可能になるようです。
その人によると
細かく調べたら
その地域のスーパーより
Amazonさんとか楽天さんで
買う方がほとんどの物が安く買えることが
分かったんだそうです。
自宅まで配達されますしね。
そしてネット通販最大の弱点と
思われていた生鮮食品も、
野菜や魚介類の専門業者さんの
ネット通販を使ってみたところ
すごく品質の良い物が買えたそうです。
安い価格ではないですが
お金に余裕がある人は
そういうやり方で田舎暮らしをするのも
良いかもしれません。
車の運転が嫌いな人にも
有効な例かもしれません。
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