お客がそれほど求めていないこと

季節の味覚。

そして最近の流行でもある

筍とバジルの天ぷらです。

ヨーロッパ料理の食材を使う天ぷら

流行っています。

モッツァレラチーズの天ぷらなども

定着してきました。

PR

撮影:Takayuki Uchiyama

●お客さんが、実はそれほど求めていないこと

天ぷら。

もともと専門店が少なくなっていましたが

コロナ禍を経てさらに少なくなりました。

調理が簡単ではない料理ですけど

実は店舗の設備としては低コストで出来るので、

ひと工夫した新型の天ぷら屋さんが

これからヒットするかもね、

という話が盛んです。

その気になれば3坪でも出店できるんじゃないか

と思います。

食べ方も変わってくる気配があります。

天ぷらはやっぱり揚げたてが美味しいから

高級店ほど揚げたてにこだわって

サクサク感を大事にしていました。

だから作り置きとか

テイクアウトを断っていた

お店が多かったです。

でも実はお客さんは、

揚げたてのサクサク感をそれほど

求めていないこともあるんですよね。

PR

●組み合わせによる相乗効果

だから、天ぷらで新しいことを

はじめている人は

テイクアウトにも出前にも

対応していて、

その調子が良いみたいです。

接待を伴う夜のお店では、

天ぷらと焼き鳥と湯豆腐を

それぞれ出前で頼んで

盛り上がっているみたいです。

この事実にいろんなヒントが

あると思います。

天ぷらのコース料理で

10品も天ぷらを出されると

後がちょっとね、という人が

少なくないですよね。

特に女性がね。

PR