お小遣いは増えていない

実質賃金が25か月連続でマイナス

などと言うことが報道されています。

賃上げはありましたが、そんな状況ですから

働く人たちのお小遣いも

上がりようがないのでしょう。

昨日

「もう缶コーヒーも買えないよ。」

という嘆きを聞きました。

働く方々のお小遣い事情、

驚くほど厳しいです。

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●今一番サラリーマンが頑張っていること

今の物価高、

ほとんどあらゆる分野で起きていますから

今までと同じように生活しているのに

お金がどんどん出て行きます。

電気料金とか、ため息出ますよね。

リユース品ですら値上がり傾向が続いていて

必需品を買うだけで財布が空になりそうです。

缶コーヒーも値上がりしたそうです。

コロナ前はスーパーで55円で買えた缶コーヒーが

今は73円になったという嘆きを聞きました。

18円の値上がり。

それを微々たるものだと言えないくらい

働く人たちのお小遣いは値下げ傾向に

あるのでしょう。

それでも、日本のサラリーマンはタフでした。

サラリーマンのお小遣いの平均は

月額4万円なんだそうです。

十分じゃない?

俺もっと少ない!

という人も沢山いました。

話を聞かせてもらった人の中で

一番少なかったのは

1日500円という男性でした。

毎朝、奥さんにお弁当と500円をもらって

仕事に行くんだそうです。

月に4万円もらっている人も

お小遣いの中に昼食代が含まれるので

自由に使えるお小遣いは

2万円くらいみたいですね。

お小遣いの支給のされ方というか、

受け取り方も様々でした。

毎月決まった日に、奥さんが小遣い用の口座に

約束の金額を移してくれるという人もいれば

月の初めに2万円を渡され、残りは毎朝、

会社に行く時に

奥さんから1,000円ずつもらっている人、

全額が電子マネーで渡される人など

いろいろでした。

現金でもらえるのが一番うれしいみたいですね。

節約して残金をこっそり貯められるから

現金が一番だと言っている人が多かったです。

毎日200円ずつ節約して、

こっそり好きなことに使うのが

唯一の楽しみだというおじさんが

驚くほど沢山いました。

限界まで頑張っているように見える節約。

そうして作ったお金はどう使われるのか?

浪費もありましたけど、

収入を増やそうという意思を感じるものも

ありました。

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●こっそり楽しんでいること

少しずつ節約してこっそり楽しんでいること。

実にバラバラ、人それぞれでしたが

多かったのは

高級な食べ物を食べに行く。

サウナ。

競馬。

でした。

女性も競馬をあげる人が多かったです。

「100円で勝負できるからさ。」

という人が男女ともに多かったです。

お話を聞いていて思ったのは

『安いお金で、

長い時間楽しめて

お金を稼げる可能性がある』

というのが人気になっているポイント

だと思いました。

馬券は100円で買えて

レースまで馬のことを調べて

予想を考えるのは結構な時間つぶしになりますし

当たればお金が入ります。

100円が200円になって戻ってきただけでも

嬉しいんだそうです。

競馬に生活をかけている人は

そんな勝ちで面白い訳がないと

思われるでしょうが、

100円の儲けでも嬉しいと感じるような

状況にある人が少なくないのでしょう。

これは、これから商売を考える時に

とても大事な点でもありますよね。

今一番求められている、

需要があるのは

『お金を稼ぐこと』であり

次に求められているのは

『お金を使わずに退屈をしのぐ方法』

だと思います。

ラグジュアリー消費というようなものは

実は弱いような気がしています。

『安いお金で、

長い時間楽しめて

お金を稼げる可能性がある』

さてどういう商売が考えられるでしょうか?

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