空きビルオーナーさんの失敗例

テナントが埋まらない空きビルオーナーさんが

今日も嘆いておられます。

飲食業向けだとまだマシですが

それ以外だと本当にキツそうです。

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●激増している空きビル

書店の減少がニュースになることが増えましたが

今、地方に行くと書店だけでなく

その他の小売店も激しく減少しています。

レコード屋さんなんか、

書店の比ではないでしょう?

カジュアル衣料のお店なども

どんどんなくなっています。

そういうお店の撤退のあと、

誰も借りてくれない貸しビルが増えています。

あまりにも入居が決まらないので

オーナー自ら商売をしてみることもあるんですが

上手くいっておりません。

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●成功例をマネしているんですが…

失敗した商売を見ると

貸し会議室、トランクルーム、

そしてコワーキングスペースというのが

多いです。

儲かっていそうな商売を見つけると

とりあえずやってみようとなるのは

素晴らしいことです。

しかしどうもうまくいかずに

続かない。

どの商売も専門業者で成功している会社が

ありますから、失敗の原因は

やはりオーナーさん本人にあるのでしょう。

外から見ていて思うのは

みなさん、粘らないんですよね。

だから失敗するのかもしれません。

しかし粘らないというのは

見かたを変えると

損切りが早いとも言えます。

上手くいっていないから

さっさと中止して、ダメージを

最小限に留めた素晴らしい判断かもしれません。

失敗なのか、成功しなかっただけなのか、

評価が難しいところです。

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●無限も永遠もないのだから

失敗が続いていますが

みなさんお金持ちだから

まだいろんな点に余裕が見えます。

でもお金もビルの寿命も、

オーナーさんの寿命も有限です。

元気で余裕があるうちに

落としどころを見つけないとでしょう。

オーナーさん達もそれは理解していて

思い切って売却をとなることもあるんですが

土地、建物に対する人間の執着というのは

凄いものがあります。

土地は、同じものは二つとありませんから

仕方ないのかもしれません。

新規事業に対してはあれだけ執着がないのに

土地にはこんなに執着するのかと

驚かされることが度々です。

商売の成功も人生も

執着のしかたが決定打になるのかもしれないと

最近よく思います。

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