車を運転したくないのです

若者の車離れということが

言われるようになって

もう20年以上経つんじゃないでしょうか?

若者の車離れが

別の問題につながっている可能性を

最近知りました。

地方の衰退問題です。

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●車と住宅に縛られる人生

「地方なら家と車が持てる。」

かつてはそれが一人前の条件、

大人の証のように思われていた時代も

ありました。

しかし今はどうでしょう?

大人の証というより

別の証に見えているかもしれません。

古くなった家が、『負動産』などと言われ

マイナスの物になっている現実がありますよね。

車も買った後に維持費がかかります。

安くはないでしょう?

そして車も家も

多くの人がローンを組んで買います。

借金の塊です。

人によっては家と車のローンを払うことで

人生の大半が過ぎてしまうかもしれません。

それは幸せなのか?

と感じる若い人が増えています。

家と車は若い人には

借金の証に見えているかもしれません。

そういう若い人は

物を買う時、常に売却を意識していますし

常に費用対効果を考えてお金を使います。

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●30万円の価値

今、調べたところ

車の免許を取るための教習のお金が

少なくとも25万円はかかるようです。

30万円ほどかかる場合も少なくありません。

車の運転に30万円の価値があるか?

というのも若い人の正直な気持ちみたいです。

地方の会社の求人ですと

運転免許が必須だったりしますが、

都会で、しかも給料が高い仕事であればあるほど

運転免許などどうでもいいんですよね。

30万円で車の運転免許をとる。

30万円で英会話のトレーニングを受ける。

30万円で公認会計士試験の通信講座を受ける。

本当に価値が高いのはどれなのか?

というのは一度じっくり考えてみた方が

いいかもしれません。

車を運転すること、

車を持つことに、今後どれほどの

価値があるでしょうか?

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●地方に行きたくない一番の理由

別荘を売っている業者さんが嘆いていましたが

若い富裕層に営業かけても

「車が必要な地域には興味がないのですよ。」

といって断られることが

どんどん増えているそうです。

車を運転することに興味がないというか

嫌っている感じらしいです。

富裕層以外でも若い方々は全体的に

そういう人が増えているそうです。

若い人にとっては

車を運転することはリスクでしかなく、

車を持つことは負担でしかないのだそうです。

若い人は車にかけるお金を

高級ホテルの宿泊とか

高級腕時計の購入などにあてているんですね。

有名な若手の経営者さんは

有益なお金の使い方として

1位にプライベートジェット、

2位に専属の車の運転手

をあげていました。

そういう現実を知らずに

「地方なら一軒家と車が持てますよ。」

などと言って移住を促しても

何の効果もないんですよね。

ということは

車がなくても快適に暮らせるようにして、

それをアピールすれば

若い人が,

その地方には来てくれるかもしれません。

地方に不動産を買うなら、

そういうことを考えている地方を

選ぶと良いのかもしれませんね。

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