結婚を諦めた45歳の男が今思うこと

出生数の減少と

未婚者の激増が

問題視されていますが、

未婚の人の話を聞いていくと

行政がイベントをやったり

補助を出したりしているのは

完全に失敗なんじゃないかと

思ってしまいます。

かわいそうに思われている

中年の独身者の現実も

多種多様です。

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●自分らしく生きるということ

45歳。男。

氷河期世代。

独身。

彼の生活は

家賃12万円

水道光熱費2万円

通信費2万円

食費9万円

日用品費1万円

貯蓄10万円

遊興費10万円

合計46万円。

という感じで

横浜の関内駅の近くで一人暮らしです。

年収は840万円で

手取りだと610万円ほどだそうです。

借金はありません。

富裕層ではないけれど

貧困に苦しんでいる感じでもありませんよね。

氷河期世代は経済的に苦しんで、

それが原因で結婚できないと言われることも

ありますが、彼の場合は

経済面だけ見れば結婚に支障はないでしょう。

でも結婚しようと思わないそうです。

30歳前後のころは結婚したいと思ったことも

あるそうですが、

35歳ごろからでしょうか。

結婚した人たちの不幸を見てしまう機会が

増えてきて、

だんだん意欲が下がってきたんだそうです。

結婚の意欲と反比例して

給料は上がり、独身生活の快適度も上がって

ますます結婚願望が下がるという悪循環が

あるようです。

そして

そういう結婚願望が下がる循環のなかで

気付いてしまうらしいですね。

「一人ぼっちこそ、自分らしさだ。」

ということに。

自分らしく生きたいと多くの人が願い、

それが肯定される今の時代、

未婚化も少子化も必然なのでしょう。

少子化対策よりも貧困対策をした方が

世の中は良くなり、みんな幸せなんじゃないか?

45歳の独身男性は、そんなことを

思うそうです。

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