株価暴落、貧困目前

株価がとんでもないことになってきました。

単なる調整局面で終わればいいですが、

大不況の入り口になってしまうかもしれません。

貧困が多くの人にとって切実になるかもしれません。

今、貧困のどん底がどんなものか、

少しリポートしてみます。

今回は東京などの都市に限ったリポートです。

都市で一人、現実的な生活をするためには

13万円が毎月必要です。

内訳は

食費が62,000円。

住居費(水光熱費を含む)が62,000円。

通信費が3,000円。

洗濯料金が1,200円。

予備費が1,800円。

になります。

全て高すぎると思う人もいるでしょう。

食費も住居費も自分はもっと安いという人は

いると思います。

貧困のどん底生活なのに

なぜ食費、住居費が高くなるのか?

それは家族にも友人にも頼れない、

一人ぼっちという前提条件のためです。

今の日本では

弱く厳しい立場になるほど、

最低限の生活費が

高くなってしまう現実があります。

まず住居費ですが、

安いアパートを借りようとしても

家族や友人がいないと

貸してもらえないことがあります。

するとネットカフェとか

簡易宿泊所で寝泊まりするしかありません。

そうすると寝るだけの滞在でも

1日あたり1500円から2500円が必要です。

2000円と仮定すると

最大31日分で62,000円になります。

アパートが借りられれば水道光熱費を含めても

50,000円以下になることもあるでしょうから、

一人ぼっちというのは生活上

やはり不利なのです。

続いて食費ですが

ネットカフェとか簡易宿泊所で

寝泊まりしていると

ほぼ確実に料理は不可能です。

自炊できませんから食事は

外食かテイクアウトになります。

コンビニとかスーパーが

税込248円の弁当を売っていたりしますが

確実に買えないこともありますし、

格安弁当だけでは流石に体がもたないでしょう。

そうすると1日2,000円くらいになります。

自炊が出来ない環境は

お金の面でも健康の面でも

やはり不利です。

そして通信費の3,000円。

今、携帯電話なしでは社会参加ができないと思います。

総務省の発表だったと思いますが

携帯電話の料金の平均は月に4,400円ほどらしいので

月に3,000円でも贅沢している訳ではないのです。

家族の協力があれば、家族割とか使えますから

一人ぼっちは携帯電話料金でもやはり不利なのです。

それから洗濯料というのはコインランドリーの料金です。

洗濯1回が300円。乾燥機は使えません。週一回使うとして

月に1,200円。洗濯も社会生活をおくる上では必須です。

そしないと仕事を失うこともあるでしょう。

最後の予備費1,800円。

食べて、眠れればひとまず生きていけますが

衣・食・住と言われるように

衣類も必要です。

衣類の費用が月に1,800円というより

一年で21,600円ほどの予算で

必要最低限の衣類を買うイメージです。

もう古着屋ではなく

中古衣料品店で300円のシャツとかを

買うのがやっとという感じですよ。

大不況がきて仕事も財産も失うと

こういう生活をしなければなりません。

しかしこれでもまだマシなのです。

都市であれば賃金も高いので

こんな暮らしでも

働けばお金が溜まっていきます。

東京の最低賃金が1,113円だったと思いますから、

バイトでも月に178,000円くらいは稼げます。

やる気があるならバイトでも300,000円以上

稼ぐことも可能でしょう。

これは田舎では難しいことです。

家族や友人の助けを受けられないのなら

都市でどん底生活をする方が

復活の可能性は高いんじゃないでしょうか。

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