武士の雑煮

お正月。

一般的には豪華な食事を

楽しむと思いますが、

あえて質素な食事をする人たちもいます。

その具体例の一つが

この『武士の雑煮』です。

●本物の強さ

お湯に

焼いた餅と

茹でた大根の身と葉を

入れただけの雑煮。

味付けは塩のみ。

それを『武士の雑煮』だと

食べさせてくれたのは

とあるお金持ちの人でした。

相当古くからの武士の家系で

家の伝統として

お正月には質素な食事を

必ず一度は食べるんだそうです。

困難な状況でも

生きる意志を失わないための

訓練なんだそうです。

お金持ちもいろんな人がいて

自主的に飢餓訓練とか

いろんなことをしています。

精神主義過ぎないか？

と言われて嫌がられそうですが、

大事なことだと思います。

身体に悪い物を食べさせている

わけではありませんし

明らかに無理なことを

させてもいません。

体調によっては

美味しいと感じる

シンプルさです。

いくらなんでもストイック過ぎる

と思う方は

お湯をだし汁に代えていただくと

美味しく召し上がっていただけると

思います。

正月に食べるのが

また良いんですよね。

周りの豪華な浮かれた空気に

流されずに、強い生き方が

出来るような気がしてきます。

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