人手不足の今、将来の働き方について思うこと
お尻の健康に問題がおきたとき
お医者さんに診てもらうより
自分一人で治療できる方が
良くないですか?
人によるかもしれませんが
お医者さんに見られるのが
恥ずかしい部分ってありますよね。
だから
お医者さんに会わずに
薬飲むだけで治らないかなとか
医療機械が自動で処置してくれないかな
とか思ったことがある人は
少なくないと思うんですよね。
こういう感覚に、
次の時代の働き方のヒントが
あるような気がします。
どういうことか?
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●感情が求めていること
今、人手不足と言われます。
特にエッセンシャルワーカーという
職種で人手不足が深刻だと言われます。
機械化が難しいとか
どうしても人の手が必要と言われますが、
本当にそうでしょうか?
近い将来、激変しているかもしれません。
例えば介護の仕事です。
現状では医療や介護は
人の手でやるべきだという考えが強いですよね。
様々な理由があるようですが
理由の一つとして
「人の手による温かさがなければ、
十分な介護はできない。」
というのがあるようです。
間違った考えではないと思いますが、
正しい考えとも言えないんじゃないでしょうか。
もしかしたら
人が直接対応しない
機械による介護の方が良いかもしれません。
介護には様々なものがありますが
入浴の介助や排泄の介助は
人の手ではなく
完全に機械化した方が
良いかもしれません。
介護する方の負担も大きいし
介護される方も
他人にしてもらうより
機械にしてもらう方が
恥ずかしくなくて良いかもしれません。
実際、他人にそういった介助を
してもらうのが嫌だという人はいますから
需要は小さくない気がします。
介護や医療の仕事では
そういった感情が大きく関係する
場面が少なくないですよね。
そして、大きな問題に
つながることもあります。
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●暴力の原因
報道されたこともありますが
介護施設で患者・入居者さんが
介護職員に暴行されたという事件があります。
殺人事件になってしまったものもあります。
原因は双方の感情のぶつかり合いです。
被害者と加害者が逆転する例もあり
介護職員さんが深刻なハラスメントの
被害にあう例は少なくありません。
そういう事例を知ると
「やはり他人の手ではダメだ。
身内で介護はすべき。」
ということを言い出す人もいますが
家庭内でも介護による
感情のぶつかり合いから
暴力事件が起きることは少なくないです。
こういう現実を知ると
肉親だろうが介護のプロだろうが
関係なく、
人にとって一番危険なのは人である
という考えが正しいように思えてきます。
こういう話をすると
「機会に囲まれて介護されながら
一人ぼっちで生活する高齢者なんて、
かわいそうすぎるだろう。
そんなことしてはダメだ。」
という人が必ずいますが、
考えに飛躍があり過ぎますし、
高齢者の考えも実に様々です。
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●お金持ちの人生最後の望み
まず、介護に機械を導入するとしても
負担の大きい入浴や排泄の介助などだけにして、
人間が直接対応するものを残せばいいと思います。
未来の介護職の人の仕事は
高齢者の話を聞くことと
高齢者に話をすることが
中心になるかもしれません。
話を聞くことも、話をすることも
重要な仕事です。
少しの時間であっても
顔を合わせて話をするだけで
元気が出てくる人はたくさんいます。
ただ、全ての人がそうではありません。
誰とも話をしたくない。
誰の話も聞きたくない。
そういう人もいます。
昔、あるお金持ちの男性に
大切にしているのはどういうものですか
と質問したら
自分一人で快適に過ごす時間だ
と答えてくれました。
そしてぽつり言ったのです。
「俺は一人で死にたい。」
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●これから必要になる能力
介護の仕事を例に
人手不足のエッセンシャルワーカーの
将来の働き方を考えてみました。
介護に限らず多くの業種で
人を機械に置き換える可能性は
大きいと思います。
今、移民を受け入れて
そういった分野で働いてもらおうと
動いている人たちがいますが
機械化した方が上手くいくような
気がします。
それは儲かる・儲からないという
観点からの成否ではなく、
関係する人たちのストレスが
少なくなるかどうかという観点で
良い方法なんじゃないかということです。
AIの分野はもちろん、精密機械などの
会社の活躍が期待されるでしょうし
一人一人の個人に求められる
仕事の能力は
聴きやすい声の出し方とか
話し方といったことかもしれません。
将来はあらゆる職場で
声の出し方や話し方の良し悪しが
リストラの判断基準に
なる可能性もあるんじゃないでしょうか
アナウンス教室とか朗読教室が
大繁盛する時代がくるかもしれませんね。
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