金利上昇の恐怖
今月から固定型の住宅ローンの
金利が上がります。
10年固定のもので上げ幅は
0.14%から0.21%と
なるようです。
この程度の金利上昇でも
住宅購入希望者や
不動産業者は憂鬱そうですが、
さらに恐ろしいものがいくつもあります。
まず企業融資です。
ケースバイケースですが、
財務に問題のない企業が
0.1%アップの新規融資を
銀行から提案されているケースが
あるようです。
そして今年、一番問題になりそうなのが
クレジットカードの金利です。
昨年からクレジットカードの
年会費の値上げなどがありましたが、
金利も上がっています。
分割払いやリボ払いの手数料が
年15%から18%に上がる例が
あるようです。
これで息の根が止まる零細企業や
個人事業主もいることでしょう。
小さい商売をしている人たちは
本当の限界ギリギリまで
商売を続けようとするから
支払いを先延ばしするために
高利でも使ってしまうんです。
それを愚かだ責めることは
難しいです。
東証マザーズのバブルのころは
年利25%でお金を集めて
会社を作り、売り抜けた人たちも
いましたし、同じ金利で現金を用意し
ピンチを切り抜けた飲食店もありました。
高利に手を出したらもうダメ
というわけでもないのです。
しかしそれでも
今年は廃業ラッシュの予感がします。
そんな状況ですから
起業なんてやっぱりムリだという
人が増えていますが、
こういう時こそ
難しい道に大きなチャンスが
あったりします。
逆張りの発想ですね。
自分の会社を持つのは
人生を面白くする選択だと思います。
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