自分だけの部屋

ヴァージニア・ウルフいう女性が昔、

「女が小説を書こうと思うなら、

 自分だけの部屋が必要。」

という意味のことを言いました。

お金も必要。

お金もちゃんと持ちなさいとも

言っていました。

今も大切で有効な助言だと思います。

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小説を書こう。

自分の好きなことをしよう。

そういう時には

やっぱり自分が自由に使える

時間と場所とお金が必要で、

そのためにもっと稼ごうみたいな

ことがよく言われます。

それも正しいと思います。

しかしそう簡単に稼げない。

収入が増えない現実もありますね。

そういう時はお金の使い方の工夫が

新しい扉を開くかもしれません。

私生活としての支出ではなく

事業主として支出できるようにすると、

自分の好きなことが

しやすくなるかもしれません。

年間売上300万円の壁とか

個人事業をするにあたって

障害になるものが少なくない

日本ですが、個人事業主として

物を買う。

不動産を借りる。

そういう経験を積み重ねていくことは

面倒だけど実は面白いことで

時には幸せをもたらすことも

あるだろうと思うんです。

例えば、昔は音楽家ですと名乗っても

録音した物をソフトとして売ることや

コンサートを開くことができなければ、

音楽家とは認めてもらえませんでした。

でも今はインターネットを使って

聞かせることも見せることも簡単になりました。

一般的には音楽家と認めてもらえるでしょう。

しかしそれでも日本という国は、

そのような形で、音楽からの収入があっても

年間の売上が300万円を超えないと

音楽家としては認められず

事業としては否定されて、収入は全て

雑所得とされてしまう酷い現実が今はあります。

絵を描くことや、文章を書くことでも

同じです。

そういう時は

複数の事業を同時にやる形をとること。

そして自分と同じような立場の人との

協力関係が道を開く助けになるかもしれません。

同じ立場の人たちで仕事を回し合うこと

などはイメージしやすいでしょうし、

自分一人でも

絵を描くことと広告業を同時にやるとか、

音楽活動と飲食業を同時にやるとか

そういうことが有効だったりします。

会社員をしながらイラストレーターだった人など

は有名ですよね。

税金の関係で有名だった人のことです。

興味がある方は調べてみると

面白いことが分かるかもしれません。

凄い人だと3つのことをしている人もいました。

会社員(非正規の契約社員)をしながら、

不動産投資と、絵画の制作です。

絵画は一般的にはまったく有名ではないんですが

個展を開き、作品を買ってもらっている人が

実はけっこういます。

好きなことだけで

生活している訳ではありませんが、

好きなことが一つも出来ず、

我慢を続ける人生よりも良さそうだし、

何より本人が楽しそうです。

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場合によっては個人事業じゃなくて

会社を作ってしまう方がいいかもしれません。

やりたいことが大きい支出を伴うものだったり

家族を中心に協力してくれる人が沢山いる場合は、

会社として活動する方が

動きやすいことがありますよ。

資本金100万円の会社が活躍している例も

出てきましたから、

これからの時代は

「好きなことをしようと思ったら

 自分の会社を持たねばならない。」

という風になるかもしれません。

稼ぐことだけでなく

お金を使う面でも

事業として行うことを考えてみるのは

価値があることです。

個人事業でも、会社でもです。

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