年末調整の廃止案に反対する人がいることに驚く

前回に続き

自民党の総裁選を見ていて

思ったことです。

河野太郎さんが

年末調整を廃止して

全国民に確定申告をしてもらいます。

という内容の案を話したところ

批判する人が続出したようです。

批判したり反対する人は

年末調整に嫌悪感を持ったことが

ないのでしょうか?

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●個人情報の問題が気持ち悪い

雇用されて働いている人は

所得税が毎月の給料から天引きされ

年末に年間所得が確定してから

過不足金額を清算する

年末調整がありますが

そのために

家族の情報、生命保険や地震保険の

加入情報、そして住宅ローンの情報を

会社に開示しないといけませんよね。

それ、嫌じゃないですか?

個人情報を悪用されるかもしれませんよね?

そこまで勤め先を信用していいのかと

思いますし、

会社の経理とか総務の担当者も

個人情報の扱いで頭を悩ませてるんですよね。

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●税と自立した個人

個人情報を勤め先に開示することも嫌ですが、

自分で商売をやってみると

勤め人の立場で課される所得税額は

搾取的じゃないかと感じるくらい

高いです。

基礎控除が48万円(少し前まで38万円)

ですからね。

サラリーマンとしての必要経費は

48万円しか認めてもらえないということです。

自分で商売をやると

この金額がいかに酷いか実感できます。

自分で商売をやると

お金の使い方、資産の持ち方で

税金が大きく違ってくることが

よくわかりますよ。

そのことが理解できないと

お金が手元に残らず

働いても働いても

本当の意味で生活が楽にならないと

思います。

そういうことをごまかして

サラリーマンが税金に興味を

持たないようにするために

源泉徴収と年末調整を継続しているのだと

思っていましたから

現職の政治家が

年末調整の廃止を言い出したのは

驚きでした。

そして廃止に反対する人が

たくさんいるのに驚きました。

そういう人たちは

税金について、どう考えているのでしょう?

極端な表現をする人だと

「自分の税金のことが分からず

 手続きも出来ない人は

 奴隷と同じだ。」

というようなことを言います。

奴隷は言い過ぎですが

自立した個人とか

一人前の大人とは

言い難いかもしれません。

自分で事業をやると

そう感じると思います。

それにお金を稼ごうと思ったら

税金について

しっかり興味を持たないと

上手くいかないと思いますね。

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